高度経済成長期には「企業戦士」などともてはやされ、仕事一筋でほとんど家庭を顧みることのなかった団塊世代の人たち。この世代の人たちにとって、「夫は仕事、妻は家事」という役割分担は自然の流れだったといえるでしょう。
しかし、平成19年の内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」では、夫は外で働き妻は家庭を守るべきであるかという質問に対して「賛成」が44.8%、「反対」が52.1%という結果でした。性別では「賛成」の割合は男性が高い反面、「反対」の割合は女性(30~50代)が高くなっているそうです。ちなみに、平成4年の調査と比較してみると「賛成」が60.1%、「反対」が34.0%となっており、いかに世論の意識が変わっているかが分かります。
さらに、結婚しても相手に満足できないときは離婚すればいいかという質問に対しては「賛成」が46.5%、「反対」が47.5%とほとんど同一となっていますが、「反対」の割合は男性が高い反面、「賛成」の割合は女性(特に30~40代)が高いという結果になっています。
このような調査結果を見ると、「夫は仕事、妻は家事」という役割分担は、今では薄れていることが分かります。